第3回ビジネスプランコンテスト開催報告

2024年3月9日（土）、松戸市制施行80周年記念「第3回やさシティ、まつど。ビジネスプランコンテスト」を、KITE MITE MATSUDO9階のアートスポットまつどにて開催しました。このビジネスプランコンテストは「子育て日本一」「文化・芸術の薫り高いまち」である松戸に、「起業で活き活きと活躍できるまち」という魅力を加えていくことを趣旨に、松戸市主催で開催され、今年で3回目となります。

このビジネスプランコンテストの応募資格は、松戸市内で起業をする方や、すでに起業している方。選考基準は地域を元気にしてくれるような「キャラクター」や「地域貢献度」を重視した、地域密着型のビジネスプランコンテストです。そして、もう１つの大きな特徴は「市民参加型」であること。市民審査員はファイナリスト２人に１票ずつ投票することができます。そこには、地域の元気な起業家を市民の皆さんで応援していただきたいという思いがあります。

今回はこれまでの市長賞と優秀賞に加え、松戸市制施行80周年の記念大会にちなみ、市民審査員の得票数が一番多い人に贈られる「松戸市制施行80周年記念賞」を特別に設けました。今回のビジネスプランコンテストには、18名の方にエントリーいただき、その中から事業計画書やプレゼンテーションの審査を経てファイナル審査に残った7名のファイナリストは、7分間のプレゼンを思い思いに披露し、自らのプランを審査員たちにアピールしました。皆さま本当に素晴らしいプレゼンテーションをありがとうございました。

当日の様子

ファイナリスト一覧

　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　
前野　幸男 国家資格者が始める新しい治療サービス「ストエク」
東　美英 「体・心・精神」ともヒーリング　韓国流タイパエステ
石神　上総 じいじとばあばのデジタル活用応援団 in Matsudo CITY
長島　朋子 福祉車両のカーシェア事業による雇用の創出と地域づくり
安部　邦秋 あらゆるITサービスを繋げる次世代プラットフォーム
浦田　克美 ドラックストアで健康維持！メディカルナースのふっとおむつ相談
豊田　優也 トレーナー用食事指導システム「Fitwith」で理想の姿を実現！

会場には、76名もの市民審査員・観覧の方がファイナリスト達の応援に駆け付け、大盛況となりました。参加したみなさんは、7人のファイナリストの発表を熱心に聴講していました。会場内には、PRブースが設けられ、ファイナリストが取り組む事業資料の頒布も行いました。

審査の様子

審査委員 松戸商工会議所女性会　総務委員長 川﨑恵様
日本政策金融公庫松戸支店　融資第二課長　大沼真樹様
株式会社まちづクリエイティブ　代表取締役　寺井元一様
日本橋ＭＹ法律事務所　代表弁護士　森下欣文様
松戸市経済振興部商工振興課　中平治課長
市民審査員の皆さま（市民審査員は自分が「これだ」と思うファイナリストを２名選び、それぞれに１票を投票することができます）
審査基準 地域貢献度、継続性、新規性、実現可能性、成長性、キャラクター、プレゼンテーション力の審査基準で選考。
※地域貢献度、継続性、キャラクター、プレゼンテーション力に加重。
▶︎市長賞、優秀賞・・・審査員の得点と、市民審査員の投票の合計点数
▶︎松戸市制施行80周年記念賞・・・市民審査委員の得票数

審査結果

ファイナル審査の審査結果は以下の通りです。



市長賞 豊田優也さん ITシステム「Fitwith」で人々の健康・理想を叶えたい
優秀賞 浦田克美さん ドラックストアで健康を守るふっとおむつ相談
優秀賞 石神上総さん じいじとばあばのデジタル活用応援団 in Matsudo CITY
松戸市制施行80周年記念賞 浦田克美さん
（W受賞）		 ドラックストアで健康を守るふっとおむつ相談

市長賞

(トロフィー＋賞金10万円)

豊田優也さん

ITシステム「Fitwith」で人々の健康・理想を叶えたい

まずはこの様なご評価を頂けたことに、心より感謝を申し上げます。 サービスがどれだけ市場に受け入れられているかは、ひとつは「売上」という尺度によって測られますが、しかし私はこれ以外にも、「サービスの魅力や将来性」「事業のワクワク度」「経営者の人柄」なども大事な要素だと感じます。こうした「売上以外の要素」を評価して頂ける場がコンテストにはあると思うので、その様な場で優勝できたことが本当に嬉しいです。約2年間、心血を注ぎ準備してきた「Fitwith」ですが、この受賞を励みに「松戸から全国の健康を支える」を本気で実現していきたいと思います！引き続き、皆様の温かい支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます。

優秀賞

(盾＋賞金5万円)

浦田克美さん（写真左）

ドラックストアで健康を守るふっとおむつ相談

第3回「やさシティ、まつど。ビジネスプランコンテスト」は、挑戦でした。優秀賞／松戸市制施行80周年記念賞を頂けたことに心から感謝申し上げます。 勇気を出して挑戦して良かった…今は、想像以上の景色が見えています。私のビジネスプランは「大人用おむつの相談」です。超高齢社会の到来とともに大人のおむつ人口は急増しています。テレビCMも増え、ドラックストアには何種類もの商品が並ぶようになってきました。しかし、選択肢の多さは、混乱も孕みます。老眼鏡や杖と同じように、大人用おむつもパーソナライズすることで、身体機能を補完するアイテムになります。「排泄に問題があっても自分らしくHappyに生活するためのお手伝いをする。」これが私のミッションです。最後に、病院勤務の私が、ファイナルまで残ることができたのは、事業計画書の書き方、プレゼンテーションセミナーなどのサポートのお陰です。ファイナリストの方々にも助けていただきました。ありがとうございました。



石神上総さん（写真右）

じいじとばあばのデジタル活用応援団 in Matsudo CITY

本大会への出場を勧めてくださったまつど創業塾、そして家族や仲間の応援があり、優秀賞という結果を残すことができました。皆様いつもありがとうございます。今回の結果を通過点に、松戸市を盛り上げていけるような人間に成長していきます！…と綺麗な言葉はここまでで、とにかく最優秀賞まで届かなかった事がとにかく悔しいです！最優秀賞に届かなかった箇所を自己分析して、今後の事業内容の改善に努めて参ります。今回の悔しい思いを糧に、これから益々精進していきたいと思います！

松戸市制施行80周年記念賞

(盾)

浦田克美さん

ドラックストアで健康を守るふっとおむつ相談

（コメントは「優秀賞」の欄参照）

副賞

ファイナリスト7名全員に、松戸スタートアップオフィスの「クラウドオフィスビジネスプラン（住所利用）」と「フリースペース利用料金」6ヶ月間無料

　最後になりますが、会場にお越しくださった皆さま、誠にありがとうございました。そして、ファイナリストの皆様、おつかれさまでした。これからの皆様の益々のご活躍を心よりお祈りしております。